絵画購入の際に気を付けること
絵画購入となると、安いものでも十万円は下りませんから、慎重に購入する必要があります。
気を付ける点としては、第一にその絵画を売っているお店が信用できるかどうかということです。
例えば、デパート等の催し会場を借りて展示即売している場合、そのお店がどこにあるお店なのかも分かりません。
そんな時には、販売員さんにきちんとお店の場所や名前を聞いてから、好みの絵があるか見て回るようにしましょう。
出来れば、販売員さんの名刺を頂いておくと、後々便利です。
気に入った絵があったとしても、その場ですぐに購入の意志を見せないようにします。
何気ないふりをして、一旦家に帰ったり、或いは別の場所で、落ち着いてインターネットを使って、販売員さんから聞いたお店の住所や店名で検索します。
そして、実際にお店を構えている画商なのかどうかをはっきりとさせます。
画商の協同組合などもありますから、その様な組合に参加しているかどうかも確認しておきましょう。
信頼できる画商であれば、絵画を購入した後に、その絵画に何らかの問題が発生しても、すぐに対応してくれます。
しかし、展示即売を一度行っただけで、二度と同じ場所には来ないような画商の場合、購入した絵画に問題があっても連絡が取れない場合もあるのです。
そのため、気に入った絵を購入するのならば、画商が信頼できるかどうかが一番大切なのです。